パーソナルトレーナー養成スクール

プロのパーソナルトレーナーになるための資格とは ②NSCA-CPT

2023.03.16

この記事でわかること

  • NSCA-CPTこんな人のおすすめ

  • NSCA-CPTの受験資格

この記事を監修したトレーナー
パーソナルトレーニングジム
LaStyle(ラスタイル)
トレーナー: 菊池
NESTA認定講師

今回もプロのパーソナルトレーナー向け資格の種類とそれぞれの特徴について解説していきます。

2回目はNSCA-CPTについて

日本にはパーソナルトレーナーの国家資格がない

日本国内でパーソナルトレーナーとして働くために必須の国家資格はありません。つまり資格がなくても日本国内でパーソナルトレーナーとして活動ができます。とはいえ民間の資格がいくつかあり、それらは必須ではありませんが、取得することでスキルアップや顧客に対するアピールに役立つでしょう。代表的な民間資格として、パーソナルトレーナー三大資格とも呼ばれる「NESTA-PFT」「NSCA-CPT」「JATI-ATI」が挙げられます。「NESTA-PFT」「NSCA-CPT」はアメリカに本拠地のある組織による民間資格ですが、日本国内でも広く認知されている資格です。「JATI-ATI」は日本の組織によって管理されている資格で、日本で活動するうえで信用向上につながります。

NSCA-CPT

全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA)が認可するパーソナルトレーナーの資格でフィットネス業界でよく知られています。幅広い層にトレーニング指導を行うため医学的、運動生理学的な知識やトレーニングの指導技術が求められます。

NSCA-CPTこんな人のおすすめ

● なるべく安い金額で資格を取得したいと考えてる人

● 仕事などが忙しくなかなか資格試験を受けられずにいる人

● 他の資格で受験資格を満たすことができなかった人

NSCA-CPTの受験資格

NSCA-CPTは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっており、パーソナルトレーナーの資格の中でも、かなり受験資格がやさしいことが特徴です。

● 出願時・受験時のいずれもNSCAジャパン会員であること

● 満18歳以上で、高等学校卒業または高等学校卒業程度認定試験合格の資格を有すること

NSCA-CPTの受験にかかる費用

●受験料 46,000円

●NSCA ジャパン会員年会費  学生:11,000円  正会員:13,200円  賛助会員:55,000円

*価格は全て税込です。

NSCA-CPTはパーソナルトレーナーの資格の中ででも比較的安い料金で受験が可能な資格です。ただし、事前講習やコース受講がないため、独学で勉強を行う必要があります。

NSCA-CPT受験のしやすさ

NSCA-CPTは自分の都合に合わせて試験会場や開催日時を選択することができるので、忙しい人でも受験しやすいです。ただし、事前講習はないので業界未経験者には難易度が高く感じるかもしれません。

●会場  WEBから確認し、自分で選択。

●試験頻度 公式HPに記載なし

●事前講習の有無 無

NSCA-CPT更新方法

NSCA-CPTは3年ごとに更新の必要があり、有効期限までに必要な単位を取得し更新手続きを行います。更新手続き自体はWEBからでもできるため、手間が少ない点も魅力です。